室谷浩二選手 第32回全日本トライアスロン宮古島大会参戦記

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トライアスロンの室谷浩二選手より、大会レポートを頂きました!!

32回全日本トライアスロン宮古島大会参戦記

 

レース開催日:2016417日(日曜日)

レース開催場所:沖縄県宮古島

競技距離   :スイム3000m バイク157km ラン42.2km

総合時間   :9時間2500

総合順位   :40

エイジ(50-54):3位(本大会10回目のエイジ入賞)

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今年で13回連続出場となる宮古島大会に出場して参りました。

今シーズン初戦となった3月のアイアンマンニュージーランドでは、KONAスロットを獲得するために全力で戦った分、宮古島大会までに疲労回復出来るかが最大のポイントでした。

でも過去の練習日誌をフル活用しコンディションを整えレースに挑みました。

昨年は悪天候の中のレースでスイムが中止となりましたが、今年は3種目で戦うことが出来本当に良かったです。

ではレースを振り返って参ります。

今年はスタート時のコース幅を50mから30mに縮められた分、バトルが第一ブイの600mまで続きました。

これにより過去150以上のレースに出場してきた中で最も苦しいスイムとなりました。

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必死にもがき続けた分、心拍もかなり上がっていたと思います。

時計はスタート後たったの150mで停止していました。(バトルが物語ってます)

第一ブイを回るとバトルもようやく収まり、左右に空間も出来て落ち着きました。

ここからは追い潮。あっという間に第二ブイまで到着。残り1300mの向い潮にも冷静に対処。殆ど誰もいない左寄りを選択しレースを進め、なんとか無事に上陸。

心拍も問題なく、トランジッションまで全力で駆け抜けていきました。

ウエットスーツも最短で脱ぐことが出来、バイクラックまでは走りながらメットとサングラスをかけてバイクスタートしていきました。

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バイクに乗車しスピードが安定した頃、ポツポツと降り出した雨は伊良部島に入るまでに土砂降りに!しかも前半から既に一人旅。

しかし伊良部周回までで10名近く抜かれましたが、40km地点辺りからは徐々に前の選手をパス出来るようになっていきました。

心拍を見ながら冷静にレースを進めていきます。補給も問題なし

しかし中盤辺りでエイドで水を2回取ることが出来ませんでした。この辺りから雨は止み、時折晴れ間も出るようになってきました。

少し暑さを感じている中で水を被る事が出来なかったのはショックでしたが、ここはポジティブシンキングで!

それでも100km超えた辺りから序所にペダリングにパワー伝えることが出来なくなってきました。はやり3月のアイアンマンニュージーランドの疲労が抜けきれてなかったのか?

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自身をリセット出来るように補給食や水分補給をしっかり続けた結果、140km辺りからまた息を吹きかえせてバイクゴール。(但しこの5年でワースト記録でした)

バイクから降りた瞬間、足の疲労感が無かったので、これはいけると確信し、一旦落ち着かせるためにトイレに駆け込みました。

そして素早く準備し42km先のゴールを目指しスタートしていきます。

 

 

序盤は下り基調なので自然とスピードが上がります。

5km、10kmと無難に距離を積んでいき、一人また一人パスしていきました。

しかし15km地点辺りでしょうか? 同エイジに声をかけられ一気にパスされました。

彼はまだトライアスロン5年目くらいです。(結局彼がエイジ優勝しています)異次元の走りでしたね。その後はいよいよトップ集団が折り返してきます。

ここからはトップ集団の走りにパワーをもらって順調に折り返しまで来ました。

ハーフでAVE5分を切ってます。「よし」と自分に檄を飛ばし残りの21kmに向かってきます。

折り返してから25km辺りまでは全く問題なかったのに、この辺りから手先が痺れ始め、エネルギー切れのような感覚が襲ってきました。

ここで無理をしたらゴール出来ない。エイド手前から歩いたり、エイドでしっかり補給したりして回復を待ちました。しかしなかなか回復してくれません。 

32km辺りで同エイジに抜かれ、更に同エイジになったチームメイトにも抜かれました。

万事休すかと諦めモードになりかけた時、3月のニュージーランド同様に奇跡が起こったのです。

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徐々にパワーが蘇りまた5分を切るペースに戻ったのです。

残り7kmここでチームメイトに追い付きました。そしてサイドバイサイドの展開に!!

チームメイトで1秒を争うレースになるとは夢にも思っていませんでした。

彼も僕に勝ちたいという闘志が伝わってきました。

そして勝負どころの残り5km地点手前の100m程の坂で彼が仕掛けました。

でもここをなんとか並走でクリア。

その後平坦になったところで僕が前に出ると、彼の足音はみるみるうちに小さくなっていきました。

その後は前を行く選手を目標に粘るしかありません。

昨年のハワイ世界選手権で共に戦った選手に「最後までがんばろう」と声をかけ、今度は彼との死闘に挑みます。

結局彼に残り2kmで先行されてしまいましたが、持てる力を振り絞れて競技場に帰って来ることが出来ました。

この競技場には応援してくれた仲間たちが待っててくれました。

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「やっぱり最後まで諦めなくて良かった、」

もうすぐ54歳になる自分にとってロング連戦は過酷だったけど、最後の最後に粘れたのはやはりここぞという時の精神力があったからこそだと思います。

その甲斐もあって10度目の表彰台をゲット

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エイジ50-54のカテゴリーでは3.4.5位が全てチームメイト

しかもそれぞれ2分差のデットヒートを繰り広げていました。

これこそが切磋琢磨の結果であると思えてなりません。

この2人は常に僕の前でゴールしたいと冬場辛い練習に耐えてきたと思います。

それでもなんとか逃げ切れたのです。この勝負はこれからも受けて立つつもりです。

来年も3月頭のアイアンマンニュージーランドに出場しても、今年と同じ6週間でまた宮古島を駆け抜けてみせます。

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最後に家族、スポンサー様各社、チームメイト、全国の仲間の支えがあってこその結果でした。本当にありがとうございました。

次なるレースは6月のケアンズです。このレースではしっかり最後まで走り通せるように準備して参ります。

 

2016.04.26

室谷浩二

 

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このページは、haseonが2016年5月 2日 10:29に書いたブログ記事です。

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